サンタナ イベントリスト

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サンタナ(Santana)は、アメリカ合衆国のラテン・ロック・バンド。ギタリストのカルロス・サンタナ(Carlos Santana)を中心にしたグループ。

カルロスサンタナは1947年メキシコ生まれで61年にサンフランシスコに移住し、ブルース、ジャズ、ラテンに傾倒。1966年サンタナ・ブルース・バンドを結成し、その後サンタナと改名、1969年にコロムビア・レコードと契約してデビューしました。このデビューアルバムが全米4位に輝くなど、すぐに人気グループとして君臨。それと同時期に、ウッドストック・フェスティバルに出演し話題となります。セカンド・アルバム『天の守護神』(1970年)は、ビルボード誌のアルバム・チャートで1位を獲得。1971年にはニール・ショーンが加入してツイン・ギター編成となりますが、ジャズ・ロック色を強めたアルバム『キャラバンサライ』(1972年)発表後、大幅なメンバー・チェンジが起こります。新たにトム・コスター等が加入し、バンドを脱退したニールとグレッグ・ローリーは後にジャーニーを結成して、同じく世界的な成功を収めました。

1972年ごろになるとカルロス・サンタナがインド哲学や思索的なジャズに傾倒したことにより、スピリチュアル濃度やジャズ濃度を高めました。また一方では哀愁に満ちたインスト「哀愁のヨーロッパ」が日本で大ヒットしたり、屈託のないラテンロックに戻ったり、ポップ・ロック色を強めたりと表現は自由に揺れているが、常に官能的なギターサウンドとラテンのリズムを求め続けています。99年にはエリック・クラプトン、ローリン・ヒル、プラシド・ドミンゴまでさまざまな人気ミュージシャンを迎え「スーパーナチュラル」をリリース、バンドにとって28年ぶりの全米1位獲得を果たし、アメリカだけで1500万枚、全世界で3000万枚以上を売り上げるという大復活となります。同作は、グラミー賞史上最多の9部門を受賞し、収録曲「スムース (Smooth)」は、ビルボードのHOT 100で12週連続1位を獲得、バンドにとって初の全米1位シングルとなりました。2002年には、アルバム『シャーマン』も全米1位を獲得。

リーダーのカルロス・サンタナはソロ作品も発表しており、ジョン・マクラフリンやハービー・ハンコック等のジャズ・フュージョンや、エアロスミスのスティーヴン・タイラーやメタリカのカーク・ハメットといったHR/HM系のミュージシャンとの共演も多く、カルロス・サンタナ御大はいまだ意気軒昂です。