ブック・オブ・モルモン

DSC03190_R7年近くもの年月をかけて製作され、ついに2011年3月にブロードウェイにて幕を開けたブックオブモルモン。 同年のトニー賞では9部門を受賞し、ドラマディスク賞やグラミー賞も受賞している大ヒットミュージカルです。
ア メリカのブラックなアニメ「サウスパーク」のクリエーター、トレイ・パーカーとマット・ストーンが脚本を書き、「アベニューQ」で2003年のトニー賞を 受賞、「アナと雪の女王」の歌曲も担当したロペス夫妻が音楽をつけたミュージカル。過激な社会風刺のTV「サウスパーク」とミュージカル「アベニューQ」 のクリエーター達のコラボレーションにより制作されたこの作品は、 アメリカならではの過激なジョーク、ブラック・ユーモアが満載。 物語の面白さ・バカバカしさを、歌とダンスによって増幅した抱腹絶倒のミュージカルコメディーの傑作で、布教活動を熱心に行なうことで有名なモルモン教徒 をパロディにするという禁断のネタで観客を爆笑の渦に誘い込む大人向けミュージカルです。

あらすじ

モルモン教の宣教師として、世界中に派遣される若者の最終訓練が行われているソルトレイクシティ。
2人1組で布教活動を行うモルモン教だが、ついにそのペアと派遣先が発表となった。

多くの若者の中でハンサムかつ優等生のエルダー・プライスは、ミッキーマウスが大好きで、ディズニーワールドがあるフロリダのオーランドを希望していた。

しかし、発表された派遣先はアフリカのウガンダで、しかもペアに選ばれたのは、怠け者で劣等生のエルダー・カニングハム。

出発の日、空港でそれぞれの家族に見送られてウガンダに向かう飛行機の中、不安しかないプライスと、親友が出来たと大喜びするカニングハム。

ウガンダに到着するなり、怖い人たちに銃は突きつけられるし、荷物は取られるしで最悪のスタート。
集まってきた村人は、「ハッサ ディーガ イボワイ」と謎の言葉で歌いながら歓迎してくれるも、意味を尋ねると、なんとなんと、「FUCK YOU、GOD!」
しかも村民のほとんどは、飢えやエイズに苦しんでいる人たちばかり・・・・・・。

こんな場所で布教活動なんか出来るのかと思いきや、意外や意外、適当さが武器となり面白おかしくどんどん布教していくカニングハム!
それに対し、まったく布教出来ずにやさぐれるプライス・・・・・・。

プライスとカニングハム、2人の未来はいったいどこに進んで行くのか・・・・・・。

劇場情報

ユージーン・オニール劇場
Eugene O'Neill Theatre

所在地
230 West 49th Street New York NY 10019

収容人数
約1060人

開場時間

公演開始時間の1時間前に開場します。

サインについて

終演後に出入口付近で待っていると、キャストが出てきてくれますので、そこでサインをもらう事が出来ます!
(場所については、人だかりが出来ている事が多いので迷う事はないと思います。)
ブロードウェイミュージカルは、会場に入り座席に向かう際、「PLAYBILL」という無料のパンフレットをもらう事が出来ます。
そのPLAYBILLの表紙にサインをもらう人たちが多いので、終演後にPLAYBILLを持って、キャストが出てくるのを待ちましょう♪
マジックやサインペンを持っていくのを忘れないようにして下さいね!

持ち込みできるもの

会場内は禁煙となります。飲食物の持ち込みは禁止されております。カメラ、ビデオの持ち込みは禁止されております。
大きいバック、ブリーフケースなどのお持込は出来ない場合がございますので、荷物は最小限にすることをお薦めいたします。

アクセス&周辺情報

ユージーン・オニール劇場は、きらびやかな看板やネオンが数多くあり、毎日夜遅くまで賑わっているタイムズスクエアから、徒歩で約10分の場所に位置しております。
タイムズスクエア周辺には、多くのカフェやレストラン、そしてホテルも軒を連ねているので、とても便利なエリアです。
利用される交通機関にもよりますが、空港からは1時間程度で到着となります。