チケットの買い方

海外でコンサートを見るのにまずはチケットをどう買うか、と言う問題があります。
買い方に関しては正解なしのため、どの買い方がご自身にとってベストかというのはわかりません。
それでも、多少、ご参考にいただけることもあるかもしれませんので、一応、参考までに、ご紹介いたします。

まず、一般の座席を買う場合、購入方法としては、定価とリセールチケットの2つがあります。
定価チケットというのは、基本的にチケット会社が販売するチケットのことで、アメリカのコンサートの場合は、チケットマスターやAXSなどが主に定価を販売しております。
近年は販売が複雑化しておりますので、会場により販売するチケット会社が異なります。

定価は大体、一般販売で一斉に販売するか、後は、先行販売などあり、パスワードなどあれば買うことができる販売方法です。
リセールチケットというのは、定価の販売後に行かないファンが再度、チケット会社を通じて再販するチケットのことです。ですので、仮に売り切れのようなコンサートでもリセールチケットで買える公演が多くなります。

ここでポイントになるのは、定価を販売している会社というのは大体1公演1社というのが基本ですが、リセールチケットは、それこそ星の数ほど会社があります。ですので、買うチケットをリセールチケットに切り替えた場合は、どの会社から買うのがいいかというのは大変大事な問題になります。

ここでの選択のポイントが、値段であってはいけません。
同じ座席なら安いところで買う、というのはイベントのチケットの場合は、正しい選択とはいえません。

私たちは、日本からたくさんの移動費、または時間をかけて、そのイベントを観にいきます。
最優先に来るべきは、安全性です。
イベントチケットの購入では、公式のチケット会社が販売するリセールチケットこそが最も安全になります。
ご自身で買う際は、必ず買うサイトが公式サイトか確認した上で買うようにしてください。

ただ、数ドル、または仮に数十ドルの差だとしても、チケットの安全性には変えられません。
公式サイトはどうしてもやや高くなります。
それでも、私たちは、アメリカに住んでいる人とは違い、日本から行くわけですから、最終的な安さというのは、無事にコンサートを見れて、初めて評価されるものだと思います。
これが、買うときは安く買えたとしても、チケットが届かない、または購入したものではないチケットが届き、チケット会社ともめるようなことがあれば、結果的には高い買い物になる可能性もあります。

最近は、ご自身でご購入される方が増えてきており、それ自体は大変良い流れではあると思いますが、一方で、ご購入された後のヘルプ的なお問い合わせも増えております。

私たちがお手配するしない関係なく、海外でコンサートを楽しむために、安全性の高い購入をしていただければと思います。