ラッパーのジェイ・Zは、ニューアルバム「4:44」を引っさげて、大規模な北米ツアーを今秋から開催すると発表しました。ジェイとTidalは7月10日に公式インスタグラムで、「4:44」ツアーの日程を発表し、2ヶ月間におよぶこのツアーは10月27日にカリフォルニア州アナハイムでスタートして、12月21日にロサンゼルスで最終公演を迎える日程になっています。また、ジェイは複数の音楽フェスへの出演も決定しており、9月にはフィラデルフィアで開催される「Made in America」やニューヨークでの「The Meadows」、そして10月には同じくニューヨークにて開催される「Austin City Limits」にパフォーマーとして登場します。
2014年に妻のビヨンセと行った「On The Run Tour」、2013年のジャスティン・ティンバーレイクとの「Legends of the Summer」、2011年のカニエ・ウェストとの「Watch the Throne Tour」など近年のジェイ・Zのツアーは、2013年の「Magna Carter World Tour」を除きすべてゲストを招いたジョイント・ツアーとなっていますが、気になる最新ツアーがソロ、またはジョイント・ツアーになるかはまだ明らかになっていません。
今年5月、ジェイ・Zは米大手イベント・プロモーター会社ライブ・ネイションと推定2億ドル(約230億円)で、10年間のツアー契約を結んでおり、このニュー・アルバムのリリースに伴う最新ツアーもライブ・ネイションのプロデュース、プロモーションによるものだという見方が濃厚です。
今回の北米ツアーは、ヒップホップ界の帝王にふさわしく、北米各都市のアリーナ(客数15,000~20,000)が会場になっていて、そのなかでも彼の出身地ニューヨーク・ブルックリンにあるバークレイズ・センターは、2012年9月にオープンして、最新のテクノロジーを駆使した音響・映像の演出が素晴らしく、こけら落としとして公演した最初のアーティストがジェイ・Zでした。今回の「4:44」ツアーでも11月26日(日)にバークレイズ・センターが日程に組まれています。日本では体験できない会場のスケール、オーディエンスの盛り上がりをこのバークレイズ・センターで感じてください!!