すでにこの特集でもお伝えしましたが、ブルース・スプリングスティーンが、今年の秋にブロードウェイの舞台に立つことが発表されました。会場は約1,000人収容できるウォルター・カー劇場で、スプリングスティーンは火曜から土曜の週5日間ステージに立ちます。いつもなら何万人もの前でしかパフォーマンスを披露することがない伝説のスーパースターの姿を、間近で見ることができるまたとないチャンスです。
2017年10月12日から11月26日にかけて、8週間行われる「スプリングスティーン・オン・ブロードウェイ」と題されたこの公演では、“ザ・ボス”が歌い、物語を語り、2016年の回想録「ボーン・トゥ・ラン」から朗読する内容になるようです。公演を発表する声明で彼は、「このプロジェクトのためにブロードウェイを選んだのは、自分が思い描くものを上演するのに最適な美しく古い劇場があるからだ」と説明し、「実際、960席のウォルター・カー劇場は、1つか2つの例外を除いてここ40年間で自分が演奏した中でおそらく最も小さい会場だ」とコメントしています。
「私のショーは、自分とギターとピアノと言葉と音楽だけだ。一部は語り、一部は歌で、私の人生と仕事の弧を大まかにたどる。これを全部一つにまとめれば、楽しめる一夜を提供し、価値あるものを伝えるという自分のいつもの目標に繋がると考えている」と彼は綴っています。